老眼度数について
老眼にも進行の状況によって度数の変化があります。
老眼の度数は、老眼度数と呼ばれています。
通常、老眼度数は、近視や遠視などの屈折異常を完全に矯正した安全矯正値に調節力の衰えた分を補うレンズ度数を加えたものを老眼度数としています。
また、完全矯正値を基準とすると、調節力の衰え方はほぼ年齢と一致するので、加える数値も年齢によりほぼ一致することになります。
この加算する量(遠くを見る度数と近くを見る度数の差)を加入度数と呼びます。
老眼度数は、完全矯正値と加入度数を足し合わせたものなのです。
加入度数は、40歳から5歳刻みに+0.50ずつ上がっていき、60歳以上では+3.00になります。
老眼が同じように進行していっても、屈折異常の度合いにより個人差が現れます。